2月8日(土)
潮見のホテルの窓から見下ろす景色は、朝の7時で積雪3cm程度。
なんてことない。
全国まちづくり委員長会議2日目。夢蔵にも来て下さったことのある、早稲田大学 佐藤滋先生の研究室による、模型を使った防災まちづくりワークショップ 「事前復興模擬訓練」。
偶然、災害復興のプロの建築士の間に座ってしまい、内心ハラハラドキドキのハッシー。
途中、スマホにANAから米子便欠航の知らせが届く。
正午過ぎには終了。
事務局より、羽田便の全便欠航、羽田空港は払い戻し客で大パニック、乗り換えの新幹線も大行列との情報提供があった。
会場の外は、大雪の気配・・・
東京は大雪警報発令!
とはいっても、豪雪地域に指定されている鳥取県人にとっては、いつものふつうの雪。
久しぶりに聞くチェーンの音。
ワークショップ中、成田発スカイマークの予約が取れたものの、飛ぶか否か半信半疑。
田町駅前で、絶品牛たん定食を食べながら、成田までの移動手段を探すと、三田駅前から成田空港までの直通バスがあることがわかり、電車は遅れているので、まだ、チェーンを着けたバスの方が安心と思いホッとしたのも束の間。
茶店のかわいいお姉チャンや駅前の警察、駅窓口に聞いても、三田駅前から成田までのバス停なんて見つからない。
ハッシーの持っていたアイパッドの偽情報に翻弄されながら、バスを諦め電車で移動を始めるも、電車も遅れていて、既に成田発の時間にぎりぎりで間に合わないと判断。
ま、どうせ、スカイマーク成田便も飛ぶかどうかわからないから・・・
成田まで行って欠航だったら、今度は東京駅まで帰れるか否かわからないから・・・と、
急遽東京駅で下車。
新幹線で帰る事を決断した。
ごった返す東京駅では、なぜか新幹線の自動販売機が現金もカードも使えず、長~い列に並び直し、30分後にようやく窓口についたら、窓口のやさしい駅員さんが「伯備線も止まってますが、どうされますか?」って・・・
念のため、最新情報を調べてもらったら、伯備線が動き出したとのことで、ようやく切符を購入。
時間は既に3時。
3時30分の新幹線に乗るため、猛吹雪の駅ホームで鼻水たらしながら待っていると、横でハッシーがカップに入った生ビールを飲んでいた(・o・)
恐るべしハッシーなのである!
出発が30分遅れ、その間、ハッシーと凍りつきそうになりながら
「寝たら死ぬぞ!遭難するぞ!」
と励まし合いながら、目の前の新幹線の清掃が終わり、ドアが開くのを待った。
結局、4時に東京駅を出て、新幹線が遅れ、伯備線が遅れ、境線も遅れ・・・
米子空港に着いたのは、11時30分。
東京から米子空港まで7時間半もかかった。
成田発スカイマークは30分遅れで飛んだらしく、30分遅れだったらきっと間に合っていたと悔やんだ・・・
スカイマークあっぱれ!
ま、45年ぶりの記録的大雪の東京を体験できたことをいい思い出にしよう。
そうとでも思わないとやってられない。